管理番号 | 新品 :40192797 | 発売日 | 2024/11/12 | 定価 | 12,800円 | 型番 | 40192797 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カテゴリ |
70年代初頭にディーラー店頭で頒布されていた、日産自動車のフラッグ・シップ、150型初代プレジデントの本カタログです。 258×318mm、28ページ。発行年月の記載なし。 1971年10月の最終マイナーチェンジで、『C仕様』がカタログ落ちし、オートマがボルグワーナー製から、日産・フルオートマチックに変更された以降の内容のカタログ。 ところでこのカタログは、その当時のモノには珍しく、通常よくあるホチキスなどを使った『中綴じ』ではなく、帳合の済んだ単票ページの束の背に接着剤を塗布して、レザック紙の表紙を貼り付けた『無線綴じ』の製本方法を採用しています。その結果、同時代の他のクルマのカタログとは一線を画する『角背表紙』が実現しています! が、半世紀も経った現在では、ページを拡げて中を見る際も、接着剤の劣化からくる“ページはずれ”のリスクがあり、良いような、悪いような…。 一方、今回久しぶりにカタログを詳細に読み込んでみると、既に、車両の全長は5メーター超えの5、044mmもあった由(デカイ)!現代の路上で遭遇する“ドイツ御三家”のトップレンジ(Sや7やA8など)も、標準ホイールベース仕様で、全長が5メーター前後越えになったのは、割と最近のことであったと記憶しますが、それを考えると、初代センチュリー(VG20、全長5、120mm)共々、半世紀前のニホンの自動車メーカーにとって、まず大きいこと、は最も重要な開発ポイントのひとつと考えていたんでしょうねえ! 約50年ほど前のカタログですが、入手後はダンボール内で外気を遮断した状態で、ほぼ半世紀の時間を経た状態。読みシワ、めくりシワ皆無の、最高のコンディションと自負致します。 昨年、山口県の実家を取り壊しましたが、建物取り壊しの前に、私の部屋のクローゼット内にてカタログを保管していたダンボールを引き揚げてきて、今あらためて、一つ一つ吟味、確認の楽しい作業をしております。 これらはすべて、1969年後半から1973年はじめまで、高校や大学の受験勉強に明け暮れていた頃、勉強の合間の息抜きで、自転車に乗り、詰襟の学生服でディーラー巡りをして、全てディーラー店頭でもらいコレクションしてきたカタログです。 私の地元は、山口県の片田舎の工業都市で、当時は、今のように近隣に同一販売チャネルが立地しているような環境は皆無。したがって、同じカタログを複数入手するには、同じ店舗への訪問回数を重ねることしかなく、結構大変ではありました。 そんな私も、“終活”の時期を迎え、カタログを手放す心境になって参りました。 薄口のカタログは、ディーラー担当者が手渡してくれる際の若干のシワなどが付く場合もありますが、基本、今でも全てもらった際の“新品状態”に近い、素晴らしく良いコンディションのものと自負致します。 発送は、折れ、濡れ防止のパッキングを施し、少し大きめのサイズの為、「宅急便60サイズ」を使って発送致します。 しかし何分にも、少し古い時代の、紙の印刷物ですので、その点ご理解の上、NC,NRにて宜しくお願い致します。