管理番号 | 新品 :41008934 | 発売日 | 2024/11/19 | 定価 | 69,000円 | 型番 | 41008934 | ||
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大徳寺如意庵の立花大亀老師の 堂々とした横物掛け軸です。 関 南北東西活路通 大徳寺開山の大燈国師 投機の偈より 一回雲関を透過し了り、南北東西活路通ず。夕処朝遊 賓主没し、 脚頭脚底 清風を起こす が出典です。 雲関とは 碧巌録』第八則「翠巌眉毛」に出てくる語で、古来より禅門では大変透過するのが難しいとされる「雲門の関」の公案のことです。 翠巌和尚は修行者達に言います。「今日までお前さん達のために説法してきた。間違った説法や説きすぎると罰が当たって、眉毛が抜け落ちるというがどうだ、このわしの眉毛はまだ落ちてはいないか?」 その問に修行者たちがいろいろ答えますが 雲門文偃は、「関」と答えました。 さて難問の答えに難問で答える まさしく禅問答ですが。 とにもかくにも この関所を3年がかりで通りぬけた 大燈国師がその境地を表したのが この 一たび雲関を透過し了り、南北東西活路通ず、、、なのです。 今の時代に有り難いお言葉でもありますね。 本当はお茶会で使ってみたかった のですが、季節と道具のとりあわせにこだわって未使用です。 掛け軸の長さ126センチ 幅62.5センチ 本紙の縦32.3センチ 幅60センチ 一文字は宝尽くし紋様金襴で 表装全体に落ち着きと風格がありまはす。