管理番号 | 新品 :38401660 | 発売日 | 2024/09/14 | 定価 | 35,300円 | 型番 | 38401660 | ||
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物好きなオヤジが晩年、発作的にビデオ屋をやってた頃に、仕入れ内覧用、作品説明用に送られてきたVHSテープです。
『ロジャー・ラビット』は、入院中の手塚治虫が病院を抜け出してまで観たかった映画、いまでこそ何でもない、誰でも知ってる作品、話の通じない人の方が珍しい映画ですが、当時は売りに難しく、言葉を重ねて説明しても詮無く、悪くすれば、特撮がすごいだけの映画、そんな風に誤解されないたぐいの商品であったため、とにかく見せて広めよう、そういう戦略だったのかも知れません。また、そのために字幕で画面が隠れてはいけないので、すでに存在していた機内上映版の日本語吹替え版を使ったものと思われます。
主役のボブ・ホスキンスが、田中信夫のバージョンです。『コンバット』のサンダース軍曹です。『スパイ大作戦』のバーニイです。
最終的なソフト版の吹替では、ボブ・ホスキンスは内海賢二がアテています。それ以外は、山寺宏一以下、同じだと思うのですが、当方の耳もなかなか当てにはならないので、ご了承ください。
変更の理由は分かりません。田中信夫では押しが弱いと思ったのか、あるいは、田中版では、ジョアンナ・キャシディの役名ドロレスが、なぜか「ドロリス」になってるため、「ドロレス」に統一したかったのか、それとも……本当のところは、やはり分かりません。
レア吹替VHS/ロジャー・ラビット/田中信夫・機内上映版/山寺宏一一城みゆ希/大木民夫/横尾まり/緒方賢一/藤本譲/好事家向きマニア向き/研究者向き
別に、映画の筋が変わってるとか、エンディングが違うとか、そういうことではないので、普通のファンには、無縁のビデオです。ただ、吹替を研究しているとか、『ロジャー・ラビット』が無類に好き、というダイハード・マニアさんには、お楽しみの一本になると思います。
捨てるのももったいないので、せめて、どなたかのお役に立てれば。
白箱で届いたのですが、紛失してしまったため、他のケースに入れ替えてあります。
再生画面には、何も出ません。一般のVHSテープと何も変わりません。
再生は最後まで確認していますが、デッキによってはノイズの出る可能性も否定できませんので、ご了承のうえ、よろしくお願いします。
発送は、ゆうパックにさせていただきます。