管理番号 | 新品 :41282689 | 発売日 | 2024/03/30 | 定価 | 54,800円 | 型番 | 41282689 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カテゴリ |
Eマウントですが、改造クラシックレンズであり、マニュアルフォーカスです。
【このレンズについて】
かつて、ズミクロンに匹敵、或いは凌ぐ銘玉と評されたレンズです。フルサイズ Eマウントへの改造品であり、α7シリーズ等ですぐに使えます。
関連URL、全部書き出せませんが、1つだけ書かせてもらいます。他は「FUJINON 45mm F1.9」、「FUJICA 35 SE」、「FUJICA 35 EE」などでワード検索してください。
https://nikonf3.exblog.jp/21444123/ページの後段に 写真雑誌の評価データ表が掲載されています。当時のズミクロンや他のレンズの値と比較してみてください。また、このデータでは、中心部の解像度が、絞り開放でも、F5.6でも、同一値を示しており、昔(昭和30年代)のレンズとしては異例の、開放から使える際立った性能であることを示していると思います。
私見での写りのうんちくは良し悪しですが、少しだけ書きますと、特に中心部の解像感は非常に高く、現代の銘玉と言われるレンズにも匹敵します。しかし、現代的なレンズかというとそうでもなく、レトロ感も十分出ると思います。収差がほどほどに出ること、4群6枚とシンプルな構成で、ボケ味も現代のレンズと比べると、良い意味で、単純といえば単純です。
何より、昭和30年代、60年も前のレンズを現代のカメラで使用する感覚にとても心が躍ります。
【改造について】
このレンズの搭載は、フジカ 35 SE(絞り羽8枚)、35 EE(絞り羽5枚) で、今回の出品は、35 SE から取り出したものです。特に絞り羽の構造やフランジバックの特殊性から加工難易度が高いようで、宮崎光学さんへの改造依頼で、工賃 7万円程とのことです。レンズ部を切り出し、ヘリコイドリング経由で、Eマウントに加工されています。レンズ -M42- ヘリコイドリング -M42- マウントベース(SONY-E) という構造です。M42を介しており、SONY-Eマウント以外のミラーレスマウントへの転用余地もあると思います。
測定器等による確認ではありませんが、無限遠は出ていると思います。最短は、40cmくらいです。絞り、勿論調整可能です。F1.9 〜 F22(クリックはなく無段階)
光学系は概ねクリヤーですが、なんといっても60年ほど経過したレンズであり、強い光源に透かすと、細かなホコリの混入や若干の汚れは確認できます。勿論、実写に影響しないレベルですが、この点はご了承ください。その他、外観は、古いものであり使用感はあります。銅鏡部に黒レザー調の貼ものをしています。暫定的に貼ったもので、すき間とかもありますので、気になる方は、剥がすか、もっと良いものに貼り換えください。
【その他】
※発送の際、梱包材に再生材を使用する場合があります。エコ的にも御了承ください。