管理番号 | 新品 :65560023 | 発売日 | 2024/05/15 | 定価 | 20,000円 | 型番 | 65560023 | ||
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小川芋銭作のきぬた図の掛軸です。 箱書は大正から昭和にかけて編集者、実業家、政治家として活躍した大宮伍三郎(号 呉山楼)のものです。増田氏なる人物に贈呈したようです。大宮伍三郎には、死後に発刊された『柿 呉山樓随筆集』があり、絵画、茶の湯等への造詣の深さがうかがえます。 作品に、印譜や落款はなく、墨の単色の画ですが、小川芋銭の特徴がよく出ている作品だと思います。下図とありますが、多くの日本画家にみられる、本画に対する粉本のようなイメージではなく、芋銭の本画の質感から考えても、本画のような印象を受ける良い絵のように思います。 本画の存在がはっきりするとよいのですが、いずれのものかはわかりません。小川芋銭の箱書としては、酒井三良のものがよく知られていますが、あまり質の良くないものが多いようです。現在、小川芋銭の公的な鑑定としては、東京美術倶楽部が知られていますが、落款がありませんので、真筆の鑑定は出ないと思います。ただし、鑑定の際は周辺資料の提出も求められます。箱書としては説得力のあるもののように思います。ここまで述べておいてお叱りを受けそうですが、もちろん鑑定等は受けておりませんし真作の保証も致しかねます。したがって模写とさせていただきます。しかし、作品の雰囲気、箱の仕立て等を考えると、良いものだと感じます。表具の時代も当時のものようです。なお以上は素人の私見になりますので、その点ご理解の上ご入札ください。
全体(133cm×58,8cm)本紙(26cm×26,5cm)
紙本(印刷ではなく、描かれている作品です。)
印刷などではなく、墨で書かれた作品です。状態は比較的良好かと思いますが、シミ、汚れ等あります。しかし、本文が判読できないような状態の部分はありません。表具もよいものです。状態は経年によるものとご理解下さい。価値判断、状態(オレ・シミ・イタミ・その他)は画像でよく御確認の上ご入札ください。
商品の性質上、輸送中の破損等を除き、ノークレーム、ノーリターンでお願いします。※終了当日・直前のご入札の取り消しはトラブルの原因となりますので、ご遠慮いただきます。ご入札の際はお間違いのないようお気を付け下さいませ。
※ご入札いただきますとお買い上げ責任が生じます。お客様都合でのキャンセルは一切受け付けておりません。
※ご使用のブラウザやパソコンのモニター環境などによっては、多少色合いなどが実物とは異なって見える場合があります。ご理解の上、ご自身がご納得いただけます価格でのご入札をお願いいたします。記の真作保証について・注意事項をよくご覧の上、
お気に召された方に、お譲り致しますので、ご入札を宜しくお願い致します。