最終出品 コーワ ハイランダー プロミナー 用 加工済 アイピース kowa 接眼レンズ 双眼望遠鏡 （ TE-9WH TE-21WH フローライト カメラ、光学機器

MEADE UWA 4.7m をコーワ ハイランダー プロミナー に合焦するように改造を施しています。

倍率は100倍にあと一歩届かず「95.74倍」となります。


同様の加工アイピースは今回が、3度目の出品になりますが、過去2回の出品商品は分解と切断加工を全て自身で行っていたため、スリーブの切断時に工具による加工傷がたくさんついてしまっていた上に、仕上がりの長さも左右非対称になっていました。このような


勿論、コーワのフローライトレンズとこの高性能ミードUWAレンズですので像の破綻等はありません。

テレビューの初代ナグラー 4.8mmも同じ加工を施すと合焦しますが、ミード初代UWA4.7mmの方が僅かですが倍率が高くなる上、アイピースの性能も勝るとも劣らないほど高性能です。また、初代UWAレンズは随分前の製品ですので現在の製品と違いMADE IN JAPAN 日本製です。

違うとは思いますが製造元が同じなのか、ナグラー4.7とUWA4.8両レンズは外見のみならず、
分解しても細部までそっくりなのです。



●出品商品はハイランダー用に加工済みのアイピース Meade ultra wide angle 4.7mm 、左右2本セットです。





※社外品ですのでコーワの純正アイピースと違い、ハイランダー本体と、Meade UWA4.7mmアイピースのスリーブのサイズ31.7mmに遊びがありません。ですのでアイピースの装着は、かなり窮屈に感じることがあります。この窮屈な感じはアイピースの先端がハイランダー本体にほんの少し入っしまえば後はゆっくり空気が逃げて行くよう挿入することができます。取り外す時も同様でゆっくり空気が抜けるように引っ張り抜ける直前が窮屈に感じられます。
以上の点は、ご入札ご落札と同時にご理解ご同意頂いたものとさせて頂きます。







ミードUWA4.7はスリーブの中にもレンズユニットが組み込まれているためレンズユニットを分解しないまま旋盤で回転させて切削することも機械油を使うこともできません。
よって、旋盤加工前にスリーブからレンズユニットを抜き取り元通りに組み上げる工程を踏んでいます。今回出品しました加工済みの商品はレンズ内部にチリやホコリの侵入も見受けられず、焦点距離のズレや光軸のズレも一切おこしておりません。勿論、双眼視で違和感なく既製品かのごとく合焦することで確認しております。（まれに安価なPLOSSL20mmレンズの加工品で光軸ズレを起こすことがありますが、それはアイピース単体の精度の低さによるもので、アイピースをハイランダー本体に装着した後、片方のアイピースを時計周りに回転するだけで光軸ズレは修正されます。ビクセン等の対空双眼鏡の光軸修正方法と同じで簡単に合致します）
今回お譲りしますMeade UWA4.7mmについては元々製品の精度が高いのでポン付けで光軸が合うと思いますが、双眼鏡としては超高倍率となるがゆえ、もしも光軸に違和感を感じられた場合は、片方のアイピースを少し回転させて頂ければピタッと光軸が合致します。（回転させる時に窮屈な感じは一切無くクルクル回ります）
万が一、少しズレていると感じたときに片方のアイピースを回転するだけ。これこそが、ハイランダーの凄さ、EMS等とは雲泥の差だと私は思っています。


※このミードUWA4.7mmはスリーブ内部にレンズを組み込んでいる枠の形状が異なる2種類のタイプが存在し、
今回お譲りするアイピース2本は互い違いの物です。光軸は問題なく合致します。

最後に加工アイピースは純正アイピースのように吸着固定せずに挿入しているだけで保持しますので時折、天頂を向けたときなどにアイピースがほんの少し浮き上がってくることがあるかもしれません。ですので観測中は時々、浮き上がりがないか抑えてみると良いかと思います。真上を向けても茶筒の原理と同じで殆ど空気が抜けませんのでアイピースが落下するような心配はありません。
以上、ご興味がある方からのご入札をお待ちしております。


キャップはありません。
付属品もありません。
お送りする商品は左右のアイピース（一対）のみです。
※ハイランダー本体は付属しません。



送料は無料です。

（2022年 5月 13日 17時 30分 追加）

質問がありましたので、説明文を追加させて頂きます。

焦点距離4.7mm
倍率95.7倍
実視界0.86°
見掛視界84°
アイレリーフ4mm


MEADE 4000シリーズultra wide angle 4.7mmでお調べになると、他にもいろいろな情報が出てくると思います。現代の製品と違い非常に評判が高かったアイピースです。36〜37年前の製品ですので近頃では2本揃えるのは困難になっているようです。

万が一、内容に間違いがありましたら何卒ご容赦願います。