管理番号 | 新品 :65984059 | 発売日 | 2024/02/06 | 定価 | 100,000円 | 型番 | 65984059 | ||
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3年前に購入し、殆ど手付かずで保管してました。
大きな傷が1つと小さな傷が1つ。
写真にて確認してください。
電気系統問題なく、傷を除けばかなり
3Nでお願いします。
フェンダーのジャズベースを元に設計されたムーンの基本モデルです。発売からすでに25年が経過していますが、今でも大きなスペック変更がないまま、多くのベーシストに愛され続けています。
まさに、国産ベースのスタンダードモデルと言うべき存在でしょう。
5弦ベースもラインナップされており、国内外のトップベーシストから高い評価を得ています。
ムーン・ベースの特徴
まずは、ムーン・ベースならではの特徴についてお話してみたいと思います。
高品質なパーツを一流ビルダーが組み立てる
ムーンは1970年代に、日本代表するビルダー達によって立ち上げられたメーカーです。当時は国産エレキギター、エレキベースはまだまだ世界に通用するほどに成長はしていませんでした。
国産のエレキ系楽器は、高価な海外ブランド品の代替品から抜け出すことができていませんでした。
ESPをはじめ、フェルナンデスやグレコ、アイバニーズも、今では世界に通用するブランドとなっていますが、当時はフェンダーやギブソンをいかにコピーするかを競い合っていたような時代です。
そんな時代に本物の海外メーカーのパーツを日本国内で組み上げる、というコンセプトで誕生したのがムーンでした。
シェクターやワーモス、トム・アンダーソンといった、海外の一流メーカーのパーツを使用し、国内のビルダーによって組み立てられたギターやベースは、海外有名ブランド製品の品質をはるかに上回るものでした。
パーツこそ海外製のものを使用していましたが、日本でも高品質な楽器を作ることができる!そんな自信や希望を持たせてくれたブランドがムーンだったのかもしれません。
事実、この時期を境に、国内メーカー各社はさまざまなオリジナルモデルの開発をスタートし、世界へ羽ばたいて行くようになりました。
徹底した品質管理
その品質の高さから、早い段階でプロミュージシャンの注目を集め、ムーン・ベースは愛用されるようになりました。中には、フェンダーなどの海外ブランドのベースからわざわざ持ち替えた、というプロベーシストも少なくありませんでした。
ある程度の成功を収めたとはいえ、ムーンはそれほど大きな規模のメーカーではありません。しかし、そこを逆手にとって海外の大手メーカーに決してマネすることのできないベース作りをはじめました。
まずは徹底した品質の管理です。基本的にパーツは海外からの輸入品ですが、その一つ一つをビルダーがチェックし、相性を確認しながら組み立てて行きます。この作業にはビルダーのセンスや技術、そして経験が要求されますので、大量に均一のものを生産しなければならない大手メーカーには決してマネすることはできないでしょう。
また、顧客からの要求にも素早く対応することができるのも小さなメーカーならではの強みでしょう。当時からオーダーメイドが可能な国産メーカーもありました。しかし、ムーンはコンポーネントメーカーである利点を最大限に活かし、素早くパーツの変更などに対応し、プレイヤーの要求にスピーディに対応しました。
こういった点から、ムーン・ベースは多くのプレイヤーからの支持を獲得してきたのです。
よりオリジナリティの高いモデルを
現在、ムーン・ベースに使用されているパーツは海外ブランドのものではありません。バッカスブランドなどを展開している国内ギター・ベースメーカーのディバイザーから供給を受けています。
国内パーツに切り替えることによって、供給されるパーツに対してさまざまな注文をつけることが可能となりました。これまでは、フェンダー系のコピーモデルが主流だったムーンですが、国内メーカーのパーツに切り替えることによって、よりオリジナリティの高いモデルの製作が可能となりました。
かつては純粋なコンポーネントメーカーだったムーンが、今や完全なオリジナルシェイプのモデルまで作ることができるようになったのです。
品質の高さや、ニーズに対するレスポンスの早さなど、昔からの魅力はそのままに、ムーンは今、さらなる進化を遂げようとしています。