管理番号 | 新品 :80741811 | 発売日 | 2024/06/08 | 定価 | 380,000円 | 型番 | 80741811 | ||
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カテゴリ |
ヴァイオリン用フレンチBOW アトリエ・バザン Atelier Bazin
商品説明
ヴァイオリン用フレンチBOW アトリエ・バザン Atelier Bazinの出品です。
こちらの弓は、Charles Louis Bazin シャルル・ルイ・バザン(1881 - 1953 )が工房で弟子をかかえていた時代のものになります。
当時バザンスクールもありましたが、鑑定によりますと、こちらはスクールのものではく、バザン工房のものになります。
バザンの工房製ですが、当時の強くて弾力のあるPernambucoペルナンブーコと、モダンフレンチBOWならではの細めのスティック、美しくあしらわれた反り具合が特徴です。
当時の良質で強い弾力のあるペルナンブーコ材によって、スティック部分はオールドBOWの特徴でもあるように、先端にかけて細めに仕上げられています。
こちらのBOWは、世界的な弓の鑑定家でもあるJean Francois Raffinジャン フランソワ ラファン氏の鑑定書が付いた真作のものになります。
鑑定書原本には、鑑定書偽造防止対策として、ラファン氏による透かしの社印が最下部2箇所に押印されています。
◎長さ74cm
◎重量61.85gで、やや重めの弓になります。
◎金具とボタン部分はニッケル、フロッグはエボニー材を使用。
◎スタンプ(刻印) なし
店頭販売価格 880,000円
スティックの状態は良好です。また、消耗品の革巻きと弓の毛は交換済みです。
当時の上質なペルナンブーコ材を用いて、全ての工程を手作業によって木材を削って製作されたものになります。
スティックは丸型で赤茶色の美しいペルナンブーコ材を使用しています。
使用されているペルナンブーコの種類は、赤茶色のCaesalpinia Echinata(カエサルピーニア・エキナータ) です。
ブラジルボクはマメ科ジャケツイバラ亜科の常緑高木ですが、材が硬いためヴァイオリン属の楽器の弓材に最も適してると言われています。
カエサルピーニア・エキナータの原産地はブラジルの東部で1540年にポルトガル人によってはじめて報告されました。
18世紀にフランスのフランソワ・トゥルテがこの心材が持つ振動減衰性の低さに着目し、弦楽器の弓に最良の材料であるとして採用すると、その後も現代まで需要が高まることによって今では数が少なくなり、今現在保護のためワシントン条約(CITES)付属書Ⅱに指定されています。
フロッグはマダガスカル産のエボニー材を使用して手作業によって丁寧に削られ、アイ部分は美しい天然のマザーオブパールが施されています。スクリューのネジはフランスの規格のものになります。
Charles Louis Bazin シャルル・ルイ・バザン(1881 - 1953 ) は、弓製作者として尊敬を集めていたC.N.Bazin シャルル・ニコラ・バザンの三男です。
父親のスタイルを踏襲しつつ1907年に工房を継いだ Louis Bazinは、その後に新たな独自性を持った弓を大量に製作しました。
「Atelier Bazin アトリエ バザン」と呼ばれる作品は、Bazin工房で製作されたLouis Bazinとその弟子との共作のものになります。
出品者から一言
本物のモダンフレンチBOWは、世界的に価格が非常に高騰しています。比較的に安価で品質の良いモダンフレンチBOWをお探しの方におすすめします。
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