管理番号 | 新品 :33246995 | 発売日 | 2023/11/22 | 定価 | 15,000円 | 型番 | 33246995 | ||
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油彩画絵サイズ 27cm×21cm額サイズ 47cm×42cm専用箱がないため、なるべく丁寧に梱包して発送いたします。絵は綺麗な状態ですが、額にやや傷があります。田中 岑は、日本の洋画家。春陽会会員。川崎にアトリエを構え、独自の色彩感覚で、モノの形よりも色を追求した画家、田中岑(1921-2014)。 1957年に《海辺》で第一回安井賞を受賞し、絶えず油彩画の可能性を探り続けてきたが惜しまれつつも2014年93歳で逝去。絵画を掌る色に魅了され、またその色によって見る者を魅了してきた画家です。1939年に画家を志して香川から上京し、海老原喜之助をはじめとした新進の作家陣に教えを受けた田中は、批評家・瀧口修造や舞踏家・土方巽ら多くの慧眼の士と交流し、1957年には第1回安井賞を《海辺》で受賞するなど、気鋭の画家としての評価を高めていきます。油絵の持つ表現の可能性を探り続けてきた田中は、その格闘の末に、さまざまな色を幾重にも重ねていくことによって、唯一無二の「いろ」を描きだしました。◆田中岑 (たなかたかし) 1921年、香川県に生まれる。 1939年、東京美術学校油絵科入学、その後、海老原喜之助に出会い日本大学芸術科に転校を薦められて入学。在学中、独立美術協会展などに出展。1953年、春陽会会員。 1956年、安井賞展が設定され、第1回の受賞者となる。 1960年から1961年にかけて、パリ、ロンドン、ローマに滞在。 1966年から4年間、女子美術大学講師を務める。 1970年、母校香川県立観音寺第一高等学校の創立70周年記念壁画の製作を行う。 2014年、4月12日、川崎市の病院で死去。93歳没。